プラハ3泊4日はじめての旅コース:旧市街・カレル橋・プラハ城の徒歩ルート完全整理
はじめてのプラハ、なぜ3泊4日がちょうどいいのか
プラハは「ヨーロッパで最も美しい街」に数えられる場所です。赤い屋根が波打つ旧市街、ヴルタヴァ川を渡るカレル橋、丘の上のプラハ城まで、街全体が一つの野外博物館のようです。ところがいざ日程を組もうとすると、旧市街、城、ユダヤ人地区、マラーストラナまで、どこから巡るのが効率的なのか途方に暮れてしまいます。
3泊4日はプラハの旧市街と城周辺を無理なく巡るのに最適な期間です。プラハは主要な名所がヴルタヴァ川を挟んで歩いて回れるほど近くに集まっているので、エリアを川の東側(旧市街)と西側(城地区)に分けて巡るのが鍵です。1日目は移動と旧市街、2日目はカレル橋を渡ってプラハ城、3日目はマラーストラナとユダヤ人地区、最終日は午前の散策のあと出国するという構成が最も安定しています。
この記事では、はじめてのプラハ旅行者がそのまま真似できるように、川を基準にまとめた一日の徒歩ルートを中心に整理しました。ほとんどの名所が徒歩圏なので公共交通の負担が少ないのがプラハの大きな長所です。
1日目:空港入国と旧市街
到着時間によりますが、午後に入国すると想定すると、初日は宿のチェックイン → 旧市街広場 → 天文時計 → ティーン教会の順で軽めに巡るのがおすすめです。旧市街の名所は広場を中心に歩いてすべてつながっています。
空港から市内へ
- ヴァーツラフ・ハヴェル空港:市内中心まで地下鉄の直結線がないため、バス+地下鉄または空港バスを利用します。
- バス+地下鉄:119番バスでナードラジー・ヴェレスラヴィーン駅まで行き、地下鉄A線(緑)で市内に着きます。約30〜45分かかります。
- 空港バス(AE、Airport Express):プラハ中央駅まで一本でつながる路線で、荷物が多い初日には乗り換えなくて済むので便利です。
旧市街広場
プラハ旅行の心臓部です。パステルトーンの古い建物が広場を囲み、季節ごとに露天市や公演が開かれます。広場のベンチに座って、街の雰囲気をまず目に焼き付けてみてください。
天文時計とティーン教会
旧市庁舎の壁に掛かった天文時計は、毎正時に使徒の人形が窓を通り過ぎるパフォーマンスを披露するので、正時直前には人が集まります。広場の向かいにあるティーン教会は、二つの尖った塔が印象的なプラハの象徴です。夕食は広場周辺のレストランでチェコ風のコレノ(豚足料理)やグヤーシュで締めくくるのがおすすめです。
2日目:カレル橋とプラハ城
2日目はプラハのハイライトであるカレル橋 → プラハ城 → 聖ヴィート大聖堂を一つの軸としてまとめて歩きます。旧市街から川を渡り、丘の上の城まで徒歩で十分つながるコースです。
早朝:カレル橋
ヴルタヴァ川を渡るカレル橋は、30体の聖人像が並ぶ600年以上の橋です。日中は観光客と露店、大道芸人で足の踏み場もないほど混み合うので、早朝に渡れば人けの少ない橋と川霧のかかった川の風景をまるごと楽しめます。写真を残したいなら朝の時間帯を強くおすすめします。
午前〜午後:プラハ城
世界最大の古城群に数えられるプラハ城は、丘全体が一つの城です。入場券は訪れる区域ごとに分かれているので、聖ヴィート大聖堂・旧王宮・黄金小路など見たい場所に合った券種をあらかじめ決めておくとよいでしょう。城の正門では衛兵交代式も見られます。
聖ヴィート大聖堂
プラハ城の中にあるゴシック様式の大聖堂です。天を突くような尖塔とステンドグラスが圧巻で、城内で最も見逃したくない場所です。
- 移動のコツ:城から下りるときは、くねくねとした階段道に沿ってマラーストラナ方向へ歩くと、赤い屋根の向こうに市内の全景を見下ろせます。
3日目:マラーストラナ・ペトシーンの丘・ユダヤ人地区
3日目は川の西側の趣あるマラーストラナとペトシーンの丘を巡り、再び川を渡ってユダヤ人地区へとつながるコースです。3日目ともなるとプラハの徒歩感覚に慣れて、路地歩きがいっそう楽しくなります。
午前:マラーストラナ
プラハ城の下に広がるバロック風の路地の町です。狭い路地とパステルカラーの建物、趣ある店が続き、散策にぴったりです。「ヨーロッパで最も狭い道」と呼ばれる信号機のある路地もこの近くにあり、ちょっとした見どころになっています。
昼:ペトシーンの丘
マラーストラナの裏手にある丘の公園で、ケーブルカーに乗るか歩いて登れます。頂上にはエッフェル塔を縮小したようなペトシーン展望塔があり、プラハ市内の全景を一望できるビューポイントです。
午後:ユダヤ人地区(ヨーゼフォフ)
再び川を渡って旧市街の北へ行くと、ユダヤ人地区が現れます。ヨーロッパで最も古いシナゴーグの一つと、幾重にも積み重なった古い墓地が、街のもう一つの歴史を見せてくれます。静かで思索的な雰囲気が、前の2日間とは異なる趣を与えてくれます。
4日目:午前の散策と出国
最終日はフライト時間に合わせて午前の散策のあと空港へ移動して締めくくります。重い荷物を持って遠くへ移動するのは避け、宿や空港への動線に近い場所で最後の日程を組むのがおすすめです。
おすすめの最終コース
- ヴァーツラフ広場:新市街の広い大通りで、店やカフェが並んでいて、最後の買い物と散策を兼ねるのにぴったりです。
- 火薬塔・市民会館:旧市街と新市街の境目にあり、残り時間が短いときに軽く見て回るのにちょうどよいです。
- お土産:ボヘミアングラス、マリオネット人形、チェコビール関連の小物が代表的なプラハの贈り物です。
空港到着時間
国際線は出発2〜3時間前の空港到着が安全です。ヴァーツラフ・ハヴェル空港は地下鉄の直結線がなく、バスや空港バスで移動する必要があるので、荷物と移動時間を余裕を持って見積もってください。市内から空港までは交通状況によって30〜45分ほどかかります。
プラハの交通と予算ガイド
プラハは主要な名所が徒歩圏に集まっているので、公共交通に多く乗る機会は少なめです。ただし空港への移動や丘の上への移動には、トラム・地下鉄・バスが役立ちます。
交通チケット
- 紙のチケット・モバイルアプリのチケット:プラハの公共交通は時間単位(例:30分券・90分券)のチケット制で、地下鉄・トラム・バスを決められた時間内で乗り換えながら使えます。紙のチケットは改札機で必ず刻印しないと有効になりません。
- トラム観光:特定のトラム路線は川沿いや城の下を通り、窓の外の風景だけでも観光になります。足が疲れたときに利用するのに向いています。
- 徒歩中心:旧市街からカレル橋を渡って城の下までは歩いて十分つながるので、わざわざ無理に公共交通に乗る必要はありません。
通貨の注意
チェコはユーロではなくチェコ・コルナ(CZK)を使います。一部の観光地の店ではユーロを受け付けることもありますが、為替レートが不利な場合が多いので、コルナで決済するかコルナの現金を用意するほうが有利です。多くの国の旅行者はビザなしで90日まで滞在できます。
3泊4日のおおよその予算(1人あたり)
- 航空券:直行・経由やシーズンによって差が大きいです。繁忙期・直行ほど高くなります。
- 宿泊:3泊を基準に、旧市街に近いほど高く、郊外のゲストハウスは安めです。
- 食費:現地のレストランで一食200〜400コルナ前後で、観光地の中心街はさらに高くなります。
- 交通費:徒歩中心なので、1日1〜2回のチケットで十分な日が多いです。
- 入場料:プラハ城の区域別入場券、展望塔など訪問先によって変わります。
為替レートによって体感コストが変わるので、出発前にコルナの為替レートを確認して予算を立てるのがおすすめです。エリアごとに散らばった情報を一つにまとめて計画したいなら、myTravelでプラハ旅行の日程を作ることから始めてみてください。目的地と日付を入れると、一日単位で整理された日程の下書きを受け取り、この記事のルートと合わせて整えられます。